ストーリー
引きこもりの日々を過ごす少年・桜田ジュン。
彼はネット通販で買った商品を、期限ギリギリでクーリングオフしてスリルを楽しむという、鬱屈した性格の少年であった。
ある日、彼は怪しげなダイレクトメールを受け取る。
そこに書かれた、「まきますか まきませんか」との問いに、軽い気持ちで応えてしまう。
すると翌日、薔薇の装飾金具の付いた重厚な革製の鞄が送り付けられて来た(アニメでは、ジュンの部屋に本人も気付かないうちに忽然と現れた)。
鞄を開けると、中にはまるで生きているかのように精巧に作られたアンティークドール(少女人形)が収まっていた。
興味半分にジュンが螺子を巻くと、人形は目覚め、自らを「ローゼンメイデン(薔薇乙女)の第5ドール真紅」と名乗り、ジュンに対して、自分と契約して下僕(アニメでは家来)となることを要求する。
最初こそ真紅の尊大な態度に反発したジュンだったが、突如窓ガラスを割って侵入してきた人形に命を狙われ、訳も分からぬうちに真紅と止む無く契約をしてしまう。
こうして、真紅に関わることによって薔薇乙女達の争いに巻き込まれてしまったジュンは、様々なドール達やその関係者達との出会いを通じて、その心を成長させていくことになる。
ローゼンメイデン - 薔薇乙女ローゼンメイデン辞典へ戻る